様々な病気や怪我で来院する患者に信頼してもらうためには、看護師は正しくユニフォームの着こなしさなければならない。清潔感があり、洗練された印象を与えられるように、下着が透けないようにしたり、インナーがだらしなく見えないようにしたり、シワや汚れが目立たないように注意をする必要があるのだ。
病院で働く看護師のユニフォームに多い色は、白やピンク、水色のような淡く柔らかい印象のものが目立つ。これは、患者に対して安心感や清潔な印象を与えるためだが、これらの色は中に着る下着の色が透けやすいというデメリットがある。特に濃い色の下着は色が透けやすいので、患者からだらしないという印象で見られかねない。そのため、看護師は、ユニフォームの下に着る下着や肌着は、透けにくいベージュのものを選ぶ必要があるのだ。
また、襟がVネックになっているようなデザインのユニフォームも注意が必要だ。首元が広がっているタイプのユニフォームだと、前かがみになった際に胸元がはだけやすくなってしまう。そのようなデザインのユニフォームを着るときには、インナーとして薄手のクルーネックになっているシャツなどを着て対応するといいだろう。
それから、清潔感を出すためには、ユニフォームはこまめに洗濯をする必要がある。患者に接する機会の多い看護師は、患者の不安や不信感、緊張を和らげるためにも、清潔感が与えられるようにしなければならない。したがって、身だしなみを整え、毅然とした立ち居振る舞いをすることが求められるので、日頃から気をつけておくべきだ。